
「私が見てないときに月はないというのか?」アインシュタインが言ったという量子力学への問いかけとして有名なセリフです。このゲームは量子力学をヒントにした、見ていないときに存在はなくなる世界を冒険するパズルRPGです。CASSETTE BOYは一見ピクセルライクなゲームに見えますが、その世界は実はもっと複雑です。2Dドット絵に見える世界は実際は3Dの世界で回転をあやつることで主人公の視点における見えるものと見えないものが変化します。パズルを解くには、マップを回転させたりひねったりして視点を変える必要があります。例えば、壁の陰に隠れていて自分の視点からは見えないものは、存在しなくなるんです。障害物を見えないように隠したり、秘密の通路を明かしたりしてゲームを進めていきます。もちろん、パズルを解くだけじゃなくて、武器を手に入れたり、モンスターやボスにも立ち向かわなければなりません。このミステリアスな世界で、あなたを待ち受ける難解なパズルやモンスターたちに挑み、”存在”をあやつりながら世界の謎をといていきましょう。月がなくなってしまったんだよ。君がみていなかったから。このままでは世界が崩壊してしまうんだ。君がみてないと、大切なものはいなくなっちゃうんだ。だからちゃんと見てないと。さぁ月を探しにいこう。-------まっくらな世界に目を覚ました主人公は、光る玉に導かれるまま、この世界の真実を知ります。それは、見ていないものは存在しないという事実です。光る玉が言うには、君がみてなかったから月がなくなってしまったというのです。月は世界にとても大切なものらしく、あなたが探すようにいわれます。見えないものは存在しない。そんな真実を知った主人公は月を元にもどすための冒険にでかけます。見てないなものは不確定。つまり観測しなければ物体は存在はなくなるのです。カセットボーイは、”シュレディンガーシステム”を搭載し、見てないものは存在がなくなります。見えないもの、つまり画面に写っていないオブジェクトは世界に存在しないモノになってしまうのです。そう、今話しかけたあの人も、押そうとしたスイッチも。見えなくなれば存在しないのです。他にも、画面の回転をつかうと発動するギミックが盛り沢山。プレイヤーの視点移動という普段は意識しない操作がゲーム内のギミックに深くわり、今までのゲームのようには解けないパズルがいっぱい。古くみえるけど全てが新しい、不思議な体験があなたを待っています。