
オーライでは、城壁の外に続く道はすべて、自らの足で歩かなければなりません。そして旅路が思いどおりに進むことは、ほとんどありません。旅立つ前にバックパックへ詰める最後の物資も、一人で進むか仲間と行くかという選択も、道中で下す一つひとつの決断も、遠征の行方を変えていきます。飢えや寒さ、負傷や敗北は思いがけない展開をもたらします。それでも窮地に活路を見いだし、再び歩き出す――その瞬間こそが、忘れられない旅の記憶となるのです。
『アウトワード Ⅱ:エクスペディション』が描くのは、特別な英雄ではなく、ごく普通の人間だからこそ味わえる本物の冒険です。厳しい現実と向き合いながら、没入感あふれる旅を体験しましょう。
あなたは選ばれし英雄ではありません。荷を背負い、城壁の先へ踏み出す、一人の凡人にすぎません。空腹や渇き、疲労に苦しみ、極寒や過酷な環境、そして敵によって命の危険にさらされます。壮大なオーライの大地は、美しい一方で極めて危険な場所です。危機から瞬時に逃れられるファストトラベルも、荒野を自在に駆け抜ける万能な乗り物も存在しません。遠くを目指すには、進む道を見極め、物資を管理し、周囲の状況を観察し、旅立つ前に万全の準備を整える必要があります。
この遠征はあなたの忍耐を試し、心をくじくでしょう。しかし幾度も死地をくぐり抜けるたび、自ら歩んだ道と下した決断は、忘れられない経験として刻まれていきます。絶望は終わりではありません。生き抜く鍵となるのは、慎重さ、知恵、そして決して折れない意志です。
孤独な旅人として遠征へ赴くことも、仲間とともにオーライの脅威へ立ち向かうこともできます。
『アウトワード Ⅱ:エクスペディション』はオンラインマッチメイキングには対応していませんが、オンライン協力プレイとローカル画面分割協力プレイを完全サポートしています。長く行動を共にするパーティーを組むことも、大切な局面だけ互いの世界へ参加することも可能です。
もちろん、同行者が増えれば旅が楽になるとは限りません。必要な物資は増え、思わぬトラブルや混乱にも見舞われるでしょう。それでも道に迷ったとき支え合い、焚き火を囲んでひと息つき、強敵へ肩を並べて挑む時間は、この旅を一人だけの物語ではなくしてくれます。
強さは自然に身につくものではありません。各地に暮らす師を訪ね、対価を払い、技を学び、自分だけの戦い方を築いていきましょう。
敵を正面から制圧する戦士にも、罠を駆使して遠距離から仕留める狩人にもなれます。属性ルーンを極めることも、さまざまな能力を組み合わせて独自のビルドを生み出すことも可能です。剣と盾、二刀流、両手武器、ランタンなど、多彩な装備の組み合わせが戦闘のリズムと冒険の進め方を大きく変えていきます。
どんな道を選んでも、勝敗を分けるのは判断力と駆け引きです。一戦一戦は命懸けの読み合い。好機を逃さず、渾身の一撃を叩き込みましょう。
無謀さが勝利をもたらすことはほとんどありません。勝敗を決めるのは、戦いが始まる前の準備です。
『アウトワード Ⅱ:エクスペディション』は、前作で高く評価された儀式的な魔法システムを受け継いでいます。魔法はボタンひとつで発動するものではなく、特定の構えや素材、組み合わせが必要です。より巨大で凶悪な敵に挑む際は、あらかじめ態勢を整え、罠や魔法、道具、そして周囲の環境を活用することで、戦いを有利に進められます。
確かな勝利は、その場の反応だけではつかめません。戦いが始まる前の備えこそ、最大の武器です。そして力の差が大きいと悟ったなら、潔く退くこともまた優れた戦術なのです。
人は誰しも血肉の身。倒れるたび、その痕跡は旅の中に刻まれていきます。
本作はリアルタイムオートセーブを採用し、独自のダイナミック敗北システムを搭載しています。体力が尽きても、ただセーブデータを読み込んでやり直すだけではありません。無謀だったのか、判断を誤ったのか、それとも打つ手が尽きたのか──敗北の結果は、あなた自身が受け止めなければなりません。旅人に助けられて街へ戻ることもあれば、重傷を負い、荷物を失った状態で目覚めることもあります。あるいは、さらに過酷な状況へ追い込まれるかもしれません。しかし敗北は罰だけではなく、新たな出来事や思いがけない物語、世界の別の姿と出会うきっかけにもなります。
極限の緊張感と挑戦を求める冒険者は、「ハードコアモード」に挑戦してみましょう。敗北するたび20%の確率で冒険は完全に終わり、セーブデータは永久に失われます。
オーライを旅するうえで、バックパックはもう一つの命です。
食料、ポーション、武器、素材、戦利品、キャンプ用品──そのすべてが限られた収納を圧迫します。荷物が重いほど動きは鈍くなりますが、備えが充実しているほど、生きて目的地へたどり着ける可能性も高まります。
強敵との戦いでは、すべての冒険者が知る決断を迫られることもあります。バックパックを地面へ置き、身軽になって回避やローリング性能を高めるのです。そして戦いを終えたら、置いてきた荷物を回収しに戻りましょう。もちろん、その戦いに勝ち抜き、荷物を置いた場所を忘れていなければの話ですが。
オーライはあなたに情けをかけることはありません。しかし、懸命に生き抜こうとする者には、必ず応えてくれます。
この世界で、あなたはどんな人物として生きますか。
一攫千金を夢見る採掘者、幸運な家主、あるいは砦の影で生き延びる放浪者。あなたの生い立ちや信仰、過去の経験、そして性格は、会話の選択肢や初期装備、基本能力に影響します。あなたは何も持たず世界へ現れた存在ではなく、自らの過去を背負って荒野へ踏み出す一人の人間です。旅を続ける中でオーライ各地の勢力と出会い、数々の選択を通じて、この大地が抱える傷跡や対立、そして未来を知ることになるでしょう。
さらに世界の深奥では、老いることも飢えることもなく、それでいて子を残せない「イマキュレート」たちが、過去の影を背負いながら、この世界に受け入れられる道を探し続けています。どの運命を選ぼうとも、あなたの遠征はやがて彼らの運命と交わっていきます。
そしてこの旅は、誰のものでもない、あなただけの物語となるでしょう。