2026年8月8日、ゲームパブリッシャーのTHQ Nordicは、同社がパブリッシングを手掛ける各種タイトルの最新情報を届けるデジタルショーケース「THQ Nordic Showcase 2026」をYouTubeとTwitchにて公開した。
原則として本誌ではインディーゲーム(またはそれに相当するタイトル)を主な対象として取り扱っているが、便宜上、本稿では同ショーケースで披露された全タイトルをまとめて紹介する。なお、掲載内容は執筆時点での情報となる点に留意してほしい。
番組の公開に併せ、Steamにて「THQ Nordic Showcase Sale」がスタート。8月8日から8月15日にかけて、『REANIMAL』(25%オフ)、『Titan Quest II』(30%オフ)、『Wreckfest 2』(25%オフ)、『Gothic 1 Remake』(10%オフ)といった注目作が割引価格で提供される。さらにPlayStation、Xbox、Nintendo Switchといった各種コンソールストアにおいてもセールが順次実施中だ。

REANIMAL - The Prisoner
『Little Nightmares』『Little Nightmares II -リトルナイトメア2-』を手掛けたTarsier Studiosの協力型ホラー・アドベンチャー『REANIMAL』にて、新作DLC『The Prisoner』が配信開始となった。シーズンパスに含まれるほか、単体でも販売されている。
全3部作で展開されるDLCの第1弾となる今作では、新キャラクターの「兵士」と「囚人」が登場し、戦争で荒廃した街を生き抜きながら、これまで描かれなかったエリアを探索していく。
『The Prisoner』は、PC(Steam)・コンソール(Nintendo Switch 2, PlayStation 5, Xbox Series X/S)にて2026年8月8日より配信中。

日本語有り
DigixArtによる『Road 96』の最新プロジェクトが進行中
『Road 96』や『Tides of Tomorrow』を手掛けた開発スタジオDigixArtによる、新規プロジェクトの始動が発表された。現時点で詳細は明かされていないが、『Road 96』と同じ世界を舞台とする模様。公式Discordサーバーにて順次情報が公開される予定なので、いち早く最新情報に触れたい方はこの機会に参加してみるといいだろう。
- 公式Discordサーバー(リンク)
日本語サポート未定
Expeditions: Samurai
『Expeditions: Conquistador』『Expeditions: Viking』『Expeditions: Rome』に続く、歴史RPG『Expeditions』シリーズ最新作『Expeditions: Samurai』がSteamに登場。なお、旧作はLogic Artistsが手掛けていたが、最新作は同スタジオを離れた開発陣によって設立されたCampfire Cabalが手掛けている。
舞台は1600年、内乱の炎が燃え上がる封建時代の日本。プレイヤーはオランダのフリゲート艦「デ・アルバトロス号」に乗る私掠船員たちのリーダーとなり、大名たちの争い、政治、陰謀へと巻き込まれていく。自由度の高いターン制戦術バトルのほか、ステルスや外交要素を搭載。さらにシリーズ初となる途中参加・途中退出可能な協力プレイモードにも対応する。
『Expeditions: Samurai』は、PC(Steam)にて2026年8月8日より早期アクセスで配信開始 。正式リリースは2027年第一四半期を予定している。

日本語無し 早期アクセス
Let's Sing 2027 & Let's Sing ABBA
Voxlerが届けるカラオケシリーズより、新作『Let's Sing 2027』のリリースと、2022年に登場した『Let's Sing ABBA』の新たな展開が発表された。
『Let's Sing 2027』は、コンソール(Nintendo Switch, Nintendo Switch 2, PlayStation 5)にて2026年11月4日より配信予定。『Let's Sing ABBA』は2022年に配信されているタイトルとなるが、新たに対応するNintendo Switch 2に加えて、従来のNintendo SwitchおよびPlayStation 5には新曲「I Have A Dream」が追加される。
Titan Quest II
早期アクセスで配信中の『Titan Quest II』にて、大型アップデート「Spirit Mastery」の配信が開始された。生と死の力を操る新マスタリーは、強力なスペルキャスターとしても召喚獣と共闘するサモナーとしても育成可能だ。上位召喚獣「Asanecros」は高い攻撃力を持つ反面、モディファイアの影響で体力が低下するが、味方を回復する貫通攻撃スキル「Deathward Beam」で補う立ち回りが可能となっている。
併せて待望のクラフト機能も追加となった。ゴールドと素材を消費したアイテムの分解や加工に対応し、インベントリ内での個別分解も可能だ。追加効果の付与、作り直し、変更を行えるほか、エピック・アイテムの性質を変えずに1度だけレベルアップさせる機能も備わっている。これにより、ビルド構築の自由度向上と装備厳選の効率化が同時に図られた格好だ。
『Titan Quest II』は、PC(Steam, Epic Games Store)にて早期アクセスで配信中。

日本語無し 早期アクセス
The Guild – Europa 1410
Ashborne Gamesが手掛ける『The Guild』シリーズ最新作『The Guild – Europa 1410』が発表された。
初代『The Guild』へのオマージュ作品となり、1410年のヨーロッパを舞台に、鍛冶屋、石工、錬金術師、宿屋の主人、聖職者、警備兵、山賊といった多彩な職業から選択して事業を開始 。商業、政治、陰謀を駆使して財を成し、世代を超えて受け継がれる王朝の確立を目指す。
『The Guild – Europa 1410』は、PC(Steam)にて2026年9月に配信予定。

日本語無し 早期アクセス 体験版有り
Call to Arms: Panzer Elite
早期アクセスで配信中の『Call to Arms: Panzer Elite』にて、ドイツ軍キャンペーン完結となる大型アップデートが配信された。「リュティヒ作戦」を描く「Le Mesnil-Adelée」や「バストーニュの戦い」といった2つの新ミッションが追加。さらに、優れた機動力と攻撃力を誇る「M18 Hellcat」や「M24 Chaffee」など、アメリカ軍の新たな戦車2種も参戦を果たす。
新機能として双眼鏡が実装され、長距離の敵視察や標的指定が可能となった。指揮官がハッチから身を乗り出すため被弾リスクが伴う仕様だ。あわせて小隊コマンドも刷新され、戦車個別の指示出しや「Charge」「Secure」といった行動指定など、戦術コントロールの精度が向上。ロビーのホスト設定拡張や機関銃手の可視化など、多彩な新要素が盛り込まれている。
『Call to Arms: Panzer Elite』は、PC(Steam)にて早期アクセスで配信中。

日本語無し 早期アクセス
Way of the Hunter 2
早期アクセスで配信中の狩猟シミュレーター『Way of the Hunter 2』が、2026年9月30日についに正式版(Version 1.0)となる。
Version 1.0に向けては、拡張可能なマスターロッジや北米の新規エリアをはじめ、弾薬切り替えシステム、バレットカメラの拡張、弾道物理の強化が実装予定だ。さらに、動物AIの改良や犬の新たな訓練機能、追加の動物種、協力プレイモードの本配信など、狩猟体験を深める多彩な新要素が順次展開されていく。
『Way of the Hunter 2』は、PC(Steam)にて早期アクセスで配信中。正式版ではコンソール(PlayStation 5, Xbox Series X/S)にも対応。

日本語有り 早期アクセス
The Eternal Life of Goldman
手作業で描かれる2Dアクション『The Eternal Life of Goldman』の最新映像が公開された。クラシックなフレームバイフレームのアニメーションで描かれる本作は、古代の寓話にインスパイアされた世界「Archipelago」を舞台に、謎に満ちた「Deity」の撃破を目指す。なお、全プラットフォームのウィッシュリスト登録者が50万人を突破したことが直近のニュースとして報じられている。
本作は、妥協のない美しさと探索の楽しさを追求したプラットフォーマー・アドベンチャーだ。プレイヤーは多くの秘密や風変わりなキャラクター、そして恐ろしい敵が待ち受ける広大な島々を旅することになる。どこか懐かしさを感じさせつつも、息を呑むような精密さで構築された世界観と、1コマずつ丁寧に描かれた生命力あふれるアニメーションが大きな見どころとなっている。
『The Eternal Life of Goldman』は、PC(Steam)・コンソール(Nintendo Switch, PlayStation 5, Xbox Series X/S)にて配信予定。また、配信初日よりXbox Game Passにも対応予定。

日本語有り 体験版有り
Wreckfest 2
フルコンタクトレースゲーム『Wreckfest 2』は、2025年3月の早期アクセス開始以降、継続的なコンテンツ拡充が行われている。これまでに「Last Man Standing」モードをはじめ 、複数の新規コースやアリーナ 、さらには車両デザインを編集する「Crap-it」カスタマイズツールといった新機能が多数追加されてきた。製品版のリリースに向け、アップデートによる進化が重ねられている状況だ。
本作は、強化された物理シミュレーションエンジンにより、さらなる進化を遂げたリアルな破壊表現が展開される。高速サーキットや交差点、対向車だらけのコースを舞台に、ライバル車両と激しくぶつかり合う混沌としたレースや 、大混乱を巻き起こすデモリションダービーなど 、ルール無用の激しい接近戦が特徴となっている。
『Wreckfest 2』は、PC(Steam)にて早期アクセスで配信中。

日本語無し 早期アクセス
Gothic 1 Remake
2026年6月に発売を迎えたRPG『Gothic 1 Remake』にて、開発元のAlkimia Interactiveによるメッセージ動画が公開された。今後は撮影用「フォトモード」、敵やアイテムの生成が可能なデベロッパーモード「Marvin Mode」、Mod制作ツール「Mod Kit」、新たな進行メカニクスが順次追加される予定だ。
本作は、プレイヤーの行動によって変化するオープンワールドを舞台に、名作RPGをリメイクした作品だ。開発チームは長期的な運用と機能追加を表明しており、ファンから寄せられている次回作に関する質問については、2027年開催予定の「THQ Nordic Showcase 2027」にて回答される見込みとなっている。
『Gothic 1 Remake』は、PC(Steam)・コンソール(Xbox Series X/S)にて配信中。また、2026年11月24日にはPlayStation 5にて配信が予定されている。

日本語有り
The Gothic Boardgame
『Gothic』シリーズを題材とした卓上ボードゲーム『Gothic – A Shadow's Quest』のクラウドファンディングが、Gamefoundにて2026年9月30日より開始予定。プレイヤーはオールドキャンプの「シャドウ」や「火の魔術師の不真面目な徒弟(新米魔術師)」となり、危険なクエストや命がけの敵が待ち受ける鉱山の谷の探索に挑む。
1人でのプレイに加え、最大4人での協力プレイに対応し、オプションでゲームマスターを加えることも可能だ。プレイヤーの選択によって世界が変化する動的なキャンペーンが特徴で、剣術の習得や魔法の解放、弓の強化といった好みのキャラクター育成を楽しめる。歴史的名作RPGの世界観に没入できる新設計のボードゲームだ。
- Gamefoundクラウドファンディングキャンペーン(リンク)
Gothic Classic Trilogy
『Gothic』初期3作品を移植した『Gothic Classic Trilogy』が、PlayStation 5およびXbox Series X|S向けに順次展開される。さらに『Gothic III Classic』はNintendo Switch 2にも対応。かつて多くのプレイヤーを魅了した「名もなき英雄」の象徴的な旅路を、最新のゲーム環境で再び体験できる機会となる。
プレイヤーはかつて名を馳せた名作RPGの遺産を追体験することになる。往年のファンはもちろん、広大なミルタナの世界へ初めて訪れるプレイヤーにとっても、刃を研ぎ澄ませて挑む3つの忘れられない冒険が待っている。ラインナップおよび各タイトルの配信時期は以下のとおりだ。
- Gothic Classic:配信中(PlayStation 4/5, Xbox Series X/S)
- Gothic II Complete Classic:2026年9月29日配信予定(PlayStation 4/5, Xbox Series X/S)
- Gothic III Classic:2026年11月24日配信予定(PlayStation 4/5, Xbox Series X/S, Nintendo Switch 2)
| 基本情報 | THQ Nordic |
|---|---|
| 公式サイト | thqnordic.com |
| X | @THQNordic |
| X(日本) | @THQNordicJapan |
| YouTube | @thqnordic |
| Twitch | thqnordic |
ライター:朝比奈 編集:LayerQ