
誰かが嘘をついたに違いない。これまで何ひとつ目立ったことをしてこなかった、ごく普通の名もなき人間。それなのに、ある日突然、犯罪者として逮捕されてしまった。パスポートと食べかけのバナナを手に、脱出計画を立てよう。
巨大な警官が見ている。彼の仕事は、こちらをこの街から逃がさないこと。そして自分の仕事は……思いつく限りの手段を使って、ここから脱出すること。知恵を絞れ。だが、静かに。一挙手一投足を、彼は見ている。
街を探索し、自由へと続く最善の道を探そう。この奇妙な監禁状態を「解決」し、脱出する方法はいくつもある。盗む、売る、交換する、押し入る、こっそり抜け出す……友達同士なら、ちょっとくらい重罪を犯しても構わないだろう?
街の住人も、巨大な警官も、独自のスケジュールで生活し、行動に反応して変化する気分システムを持っている。誰もが自分を嫌っているが、誰もが彼をも嫌っている。そこをうまく利用しよう。ただし、住民はこちらの会話選択や行動にも反応する。親切に振る舞っても、犯罪に手を染めても。
花を見つけた?売って別のものを買うのもいいし、いざというときのために取っておいて、巨大な警官を口説くのに使ってもいい。最近どうにも機嫌が悪いようだし、うまくいけばデートに誘えるかもしれない。
力ずくでも盗みでもダメなら、色仕掛けが道を開いてくれるかも?
運転士と結託して、こっそり列車に乗り込もうとした。だが計画は失敗し、列車は大破、運転士も負傷してしまった。次は代わりに駅で働いてみよう。そうすれば運転士も無事でいられる。何をするか、何を言うかに気をつけよう。街はすべて覚えている。
今回は捕まってしまった?なら、次は別のやり方を試してみよう。もっと賢く、もっと想像力に富んだ解決策を探せばいい。巨大な警官は、前回こちらが何をしたかを覚え、それに応じて行動を変えてくる。
最初は自分が無実だと思っていた。だが、脱出する頃にもそう言い切れるだろうか?